12月4日、小春日よりの晴れた中、 農学部植物栄養学研究室、間藤先生の農場を見学してきた。農学部構内の南東部にあり理学部植物園のとなりにあるが、目につかない場所でもある。
石割京大農園の名前は市内で専業農家を営んでいる石割さんの名前から命名したものであり、直接農業に接しているため、生きたアドバイスが得られ、学生の実習には机上の学問にないものも多く得られるようである。
敷地は200坪前後だろうか、地理的に北白川に近いので土壌は「まさ土」といって砂がちであるがそれに適した作物を選び、栽培方法を選択している。環境科学センターで落葉の腐葉土を利用してもらう予定であるが、廃棄物であった落葉が栄養となって野菜に生まれ変わるという循環の輪が形成されることになりそうである。
この日は堀川ゴボウ堀りと玉ねぎの苗の植え付けや、敷きわらの設置等を行なっていた。農作物は生き物だけに教員と学生の全体作業は週に1回、学生はほぼ毎日様子を見に来ている。そして石割さんは全体作業日ごとに来られ、きちんと説明してくれている。自分たちで農園を運営するしんどさも味わうので収穫がより楽しくなるようです。見学も歓迎とのことなので連絡をとられてはいかがでしょう。タイミングがよければ農作物をいただけるかもしれませんよ。
作植え野菜は、かぶら、ブロッコリー、チンゲンサイ、青ネギ、キャベツ、玉ねぎ、ごぼう・・・・・。
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