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エコ~るど京大

2018年7月26日

近畿地区大学生SDGsセミナーに参加してきました。

7月7日に開催された全国大学生環境活動コンテスト様主催の近畿地区大学生SDGsセミナーに、エコ~るど京大より、久保彩乃、奥野真木保、山口真広の3人が参加してきた。今回は、7大学から20人の学生が参加した。セミナーの流れとしては自己紹介の後、基調講演として阪急阪神ホールディングスの相良有希子さん、事例紹介としてNPO法人いけだエコスタッフ理事長の庄田佳保里さんからお話を頂いた。その後、各学生団体間で意見の交換を行い、最後に研修を通して考えたSDGs実現のための各団体の宣言文「SDGs宣言」を作成し、発表した。今回のレポートでは、相良さんと庄田さんのお話をまとめ、我々が作成したSDGs宣言について述べ、最後に感想を記す。

 

 

まず、相良さんのお話について紹介したい。阪急阪神ホールディングスではSDGsの実現のための事業の一環として、「阪急阪神未来のゆめ、まちプロジェクト」という活動を行われている。このプロジェクトは阪急と阪神の電鉄の沿線を中心に、「未来にわたり住みたい街」をつくることを目的に、「地域環境づくり」と「次世代の育成」を柱とした活動である。

このプロジェクトのポイントは3つの協働性にある。この3つの協働性とは「グループ各社との協働」、「地域の市民団体との協働」、「グループの従業員との協働」である。この協働性によって次のような価値が生まれる。それは異なる価値観が出会うこと、参加者の方々の間に共感と信頼が生まれること、関わる人が増えることで影響が倍々に高まって行くことである。以上のコンセプトとポイントを踏まえて、以下に今回紹介された実例のいくつかをまとめていく。

事例の1つとして、「1000000人のキャンドル@OSAKA CITY」がある。これは地域企業との協働のもと、ビルの照明やネオンを消灯して、街にキャンドルの明かりを灯すイベントである。このイベントを通じて、参加者の方々に環境や普段の暮らしを見つめ直すきっかけを作られている。

また、阪急阪神ホールディングスではチャイルド・ケモ・ハウスの支援も行われている。このチャイルド・ケモ・ハウスとは、小児がんをはじめとした医療的ケアが必要な子供や若年成人とその家族のための施設である。阪急阪神ホールディングスでは、系列のホテルのいくつかで「チャイルド・ケモ・ハウス応援プラン」を設けられている。このプランの宿泊代金の一部に「阪急阪神 未来のゆめ・まちプロジェクト」からのお金を上乗せし、チャイルド・ケモ・ハウスへ寄付を行われている。

その他にも地域団体と共同していくことにより、様々な活動が行われている。ここでの阪急阪神ホールディングスの活動としては、従業員から寄付を募り、「阪急阪神未来のゆめ・まち基金」として市民団体の活動に助成されている。また従業員のボランティアを募ることで、従業員との協働に繋がっている。その他にも、「阪急阪神ええまちつくり隊」として広報を中心にイベントのお手伝いをされている。相良さんのお話については以上である。

 

 

次に、庄田さんのお話についてまとめる。池田市では、エコミュージアムという施設を中心に、環境に関する様々な取り組みが行われている。池田市や「NPO法人いけだエコスタッフ」で行われた取り組みを以下にまとめる。

事例の1つとして、池田市民協働発電所がある。これは池田市の市民の方々から古着の寄付を募り、その古着をエコミュージアムでのフリーマーケットで販売することにより集めた資金をもとに、太陽光発電パネルを設置するというものである。エコミュージアムを通して、市民の方々の協力が、再生可能エネルギーの利用に繋がっている。市民の方々からの協力は大きく、すでに5機の太陽光発電パネルの設置が行われている。

また、池田市では地球温暖化防止のため「COOL CHOICE」の賛同も行われている。この「COOL CHOICE」とは、普段の生活のなかで、よりエコなものを選択していくものである。

その他にもエコミュージアムでは野菜の販売などが行われている。ここで販売されている野菜は、耕作放棄地を活用して作ったものなど地域に根ざしたものである。

また環境学習の一環として、お年寄りの方を対象にフードマイレージをカードゲーム形式で学ぶ取り組みや、小学生を対象に地域の未来を考えるイベントなどを行われているそうである。

 

 

次に我々が作成した「SDGs宣言」についてまとめる。

我々の宣言は以下のようなものである。

これは、地域という微小単位での幸せを地球規模でまとめ、積分することでSDGsを達成できるのではないか、という考えで作成した。簡単にいうとSDGsの達成のために身近なことから取り組んでいこうというものだ。

今回のセミナーを通して、この先取り組みを行っていく上で留意すべき点を知ることができた。それは取り組みの際、SDGsの中の複数の目標を包括的に解決することを考えるべきだということである。それをさらに地球規模で考えると思うと、途方にくれてしまう。しかし地域規模で見れば、相良さん、庄田さん、今回参加されていた団体の皆様方がたくさんの成功例を教えてくださった。今回知ることができたような成功が、地球上のありとあらゆる地域で起これば、その時きっとSDGsは達成されているのではないか。そのため、まずは身の回りの小さな問題の解決から考え、あわよくばこの意識を色々な地域に伝播させていきたいと考えた。こういう経緯でこの宣言が出来上がった。

 

最後に感想を記す。

相良さんのお話の中で、地域団体のお手伝いをされる時に一番喜ばれるのは広報活動であるとというお話があった。この理由として、地域団体の方々によるイベントの知名度が低いことを話された。しかし私はそれ以上に、阪急阪神ホールディングスという情報元の信頼性の高さから大きな貢献に繋がっているのであろうと感じた。SDGsは企業が行動を変えていくべきものであるというお話もいただいたが、企業が今まで築き上げられてきた、信頼を含めた多くのものがSDGsの実現に繋がっていることを感じた。そのため、阪急阪神ホールディングスを始め、多くの企業の方々がSDGsの実現のために取り組みをされていることに、心強く感じた。

庄田さんのお話の中で印象的だったのは、池田市のコンセプトの1つである「地域のつながりをつなぎなおす」というものである。このお話を聞いたときに「滋賀県発!持続可能社会への挑戦」の内容を思い出した。この本の中で、地域住民の方の豊かさを定義するときの指標として「つながり」が用いられていた。池田市、滋賀県の双方においてこの「つながり」がキーワードの1つである。恥ずかしい話私の勉強不足のため、この「つながり」をまだ解釈し切れていない。これから先SDGsについて考える際には、この「つながり」を頭に置いて行動していきたい。

 

最後になりましたが、主催者や関係者の皆様、我々にこのような機会を与えてくださった皆様に、厚くお礼申し上げます。

文責:山口真広(農学部3回)