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持続可能性・SDGs

SDGs15陸の豊かさも守ろう 吉田山の歴史を知ろう

澤田大和

みなさんに里山について考えてもらうために京大生にとって最も身近な里山である吉田山について吉田神社にインタビューしてきました!これを読んでみなさんも吉田山に登って吉田山の変遷について思いを馳せてみてはどうでしょうか?

みなさんに吉田山について知ってもらうために吉田神社にインタビューに行きました!

 

吉田山は京都盆地の中にポツンとあります。それゆえに昔からよく雷が吉田山に落ちたそうです。そんなことから吉田山は神が喜んでいる場所とされ、神聖視されたそうです。

明治時代の吉田山の写真。奥に京都大学が見える。

ところで吉田神社は元々今の位置でなかったことは知っていましたか?当初吉田神社は今の吉田南構内のテニスコートのあたりにあったそうです。それが応仁の乱の際に社殿が燃えてしまい、それからしばらくして御神体が今の社殿に移されたそうです。江戸時代の吉田山は今とまったく異なっていて、生えている樹木の多くは松で、燃料としてよく利用されていました。そして明治に入り、エネルギー源が化石燃料に移行していくにつれてあまり人が入らなくなったそうです。ただし、戦後しばらくは山に入って木をとって帰る人が増えたため、今の吉田山には大木はなく(神域内は木をとって帰る人が少なく、大木も生えているそうですが)、樹齢50~60年と思われる木が多いそうです。それからは人が木を切ることも少なくなり、吉田山に棲む生き物も変化してきました。今の吉田山では、シイやカシなどの常緑樹が増え、鬱蒼とした森になっています。また、本来九州にしか自生していなかったヤシの仲間であるシュロが生えてきたりもしているようです。動物では以前にも見られたムササビやフクロウ、うぐいすに加え、最近ではタヌキ、猿なども見かけたそうです。今は多くの人に気軽に登ってもらえるように整備をしているとのことです。

参道から撮った写真。杉や檜の大木は残されている。