ぬか漬けバトンでサステナブルの輪!【解説追加】
2016.03.22
エコ~るど京大では年間を通じて様々な活動をしています。その中でも、長期に渡って取り組んでいるのが『ぬか漬けチャレンジ』です!京大生から舞妓さんまで、今までの1年間で約200人もの方に、ぬか漬けの天地返しをしてもらいました。先人の知恵の詰まった無駄のないぬか漬けをサステナブルの象徴としてみなさんを繋げます。動画はエコ~るど京大Facebookをチェック!
エコ~るど京大では年間を通じて様々な活動をしています。その中でも、長期に渡って取り組んでいるのが、『エコ~るど京大Facebook』(https://www.facebook.com/ecosengen)を活用した『1日1エコ/ぬか漬けチャレンジ』です!
身近な環境問題の解決に向けては、一人一人の行動の積み重ねが重要です。しかし、京都大学の構成員3万人の中で大きなムーブメントを起こすには、さらなる仕掛けが必要です。特に、学生への訴求を考えると、SNSの活用やつかみとなるコンセプト等が重要と考えられました。そこで、Facebookを活用し、学内外のキーパーソンの方々のご協力を得て、ユニークでインパクトのある1日1エコを発信する企画に挑戦することとしました。
ぬか漬けは、先人の知恵の詰まった健康にも環境にもやさしい漬け物です。そのままでは使い道が限られてしまうぬかを有効利用でき、野菜も皮から無駄なくおいしく食べることができ、漬けた野菜の栄養価も高めることができます。毎日ぬか床の天地返しをしなければならず手間のかかる漬け物ですが、愛情を込めれば半永久的に続けることができ、「サステナビリティ」の好例とも言えます。そこで、先人の知恵の詰まった無駄のないぬか漬けを、サステナブルの象徴とすることでみなさんを繋げることを試みています。
具体的には、まず、学内外の様々なキーパーソンに、「(京大生がうなるような)1日1エコを宣言/実践/呼びかけ」していただきます。その動画をアップすると同時に、ぬか漬けをバトンにして、たすきをつなぎながらサステナブルにぬか漬けを作る「ぬか漬けチャレンジ」に参加していただきます。これらを、見た人(特に学生)が、楽しみながらも、サステナビリティについて考え、行動するきっかけとしたいと考えました。
現在では、京大生から舞妓さんまで、今までの1年間で約200人もの方に、ぬか漬けの天地返しをしていただきました。このぬか漬けバトンで繋がるサステナブルの輪で、より多くの人に考えるきっかけを与えられることを祈ります。
【一押し情報】
「極上ぬか漬けお手のもの―遊び尽くし(創森社)」
この本を参考に、ぬか床を一から作りました。読むと、ぬか漬けの奥深さが伝わってきます。