先輩

暗い顔をしてどうしたんだ、見習いレンジャー。

先輩

そうか。それは残念だったな。では今日は大切なレスキューの種を伝授しよう。それは「食品ロスの半分が家庭から」だ。食品ロスは大きく2つに分けられる。1つは食べ物を加工したり販売したりする過程で出る食品ロスで、もう1つは家庭から出る食品ロスだ。実はこの家庭から出る食品ロスが、日本全体の食品ロスの約半分を占めているんだ。

先輩

そうなんだ。家庭から出る食品ロスは3つある。1つ目は食べ残し、2つ目は期限切れのような手つかずのまま捨てられる直接廃棄、3つ目は料理中、皮やへたを取り除く時に食べられる部分まで取り除いてしまう過剰除去だ。

先輩

そうだ。家庭からはたくさんの食品ロスがでているが、少し気をつければ食品ロスにならずに済むものばかりだ。

先輩

ここで今日のレスキューミッションだ。それは「食ロスゼロに向けて、ともにレスキューしてくれる仲間を増やす！」だ。食品ロスは誰でも出してしまう可能性がある。だから君一人でがんばるのではなく、家族や友達を巻き込んで、みんなでレスキューすることが大切なんだ。

先輩

その通り。みんなでレスキューすれば、日本の食品ロスの半分をレスキューできる可能性だってあるぞ。さらにスキルアップを目指す君は、「スキルアップへの道」に挑戦してくれ。今日の課題は「無駄にしてしまいがちな食べ物について、家族や友達と話そう！」だ。仲間を増やす第一歩として、無駄にしてしまいがちな食べ物は何か、みんなで話してみよう！

先輩

熱心な君には「ロスしま宣言」をプレゼントしよう。家族と、家で無駄になりやすいものを見つけ、この宣言に書き出すのだ。そして、冷蔵庫などよく見るところに貼って、無駄にしやすい食べ物に気をかけよう！