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食品ロスについての授業紹介(旭中央病院附属看護専門学校) - SDGs KYOTO TIMES
京都から世界にSDGsを発信する情報プラットフォーム《SDGs KYOTO TIMES》。1,300年の歴史を持つ京都は、町や暮らしを持続させる知恵の宝庫です。各所で始まっている「次の千年に向けた京都のSDGsの取り組み」を発信しています。
2021.12.07
食ロスレンジャーの輪、拡大中!
今回は旭中央病院附属看護専門学校の講師、岩間初音先生、生徒の方々の許可をいただき、その食品ロスの授業の一部をご紹介します。生徒達が考案した「食品ロスの食材使いきりレシピ」も公開していますのでご覧ください。
2021年11月11日の4限(14時50分~16時20分) 後期のオンライン授業
- 授業の到達目標/Goals,Aims>
- SDGsと食品ロスのために必要なコンセプトを学ぶ。
- 身近でできる食品ロスのについて考えてみよう
- 未来の環境を見据えて食品ロスに対する自分の主体的な行動変容を考える
- 食品ロスについての授業内容
①食品ロス削減推進法を含め
②持続可能な開発目標(SDGs)と食品ロスについて
世界の食品ロスについて
③削減の工夫
1)食材を「買い過ぎず」「使い切る」「食べ切る」
2)残った食材は別の料理に活用
3)「消費期限」と「賞味期限」の違いを理解
4)外食時での食べ残しを防ぐために
- 社会学の授業で使用した教材
- SDGsについて(講師作成資料)
- 食品ロスの現状を知る (チラシ)
- 今日から始める食品ロス削減のヒント (チラシ)
- 宇治市ごみゼロレシピ集
- 杉並区環境情報紙
VOL.84-2簡単・食べきりレシピでおいしく食品ロス削減!
86冷蔵庫をスッキリさせて、食費も節約、気分もスッキリ!
87-2アプリを使っておいしく、お得に食品ロス削減!
- 学生の反応・課題レポート・成果
レポートの課題
- SDGsと環境問題・食品ロスについて、今後、看護師として取り組みたいこと。
- SDGsの 目標3「すべての人に健康と福祉を」医療機関において地域の保健・医療・福祉の中心となり、あらゆる人を対象に包括的・継続的なサービス提供で、看護師として、国際看護の必要性を感じた。
- 授業を受けて、実施した事。・残り物をアレンジし、レシピサイトを検索して余った食材を調理して使い切る。・食べられる分だけ調理する。・食べきれなかった食材を冷凍して保存する。・外食時は食べきれる量を注文する。
- 病棟実習で、食事が、残されている現状を見て、患者さん一人一人の食欲や嚥下機能・味の好みなど、管理栄養士や医師と相談しながら、チーム医療の一環として、食べ残しを減らし、食品ロスに努めたい。
- 提案⇒病院祭で、食品ロスの軽減につながる啓発のポスター掲示をする。病院や地域で、看護師による食品ロスの軽減の講演会を実施したい。
2.「食品ロスの食材使いきりレシピ」1つ考案し作り方記載してください。
4.じゃがバター
6.焼きリンゴ
10.ロールキャベツ
11.ふっくらフレンチトースト
12.カレー
5授業の成果
☆行動変容としての意見
・冷蔵庫内の食品ストックを確認してから買い物へ行くようにした。
・痛みやすい食材は早めに使い切り、冷凍するようにした。
・賞味期限と消費期限の違いを理解し、上手に食べるようにした。
・消費期限:安全に食べられる期限・ 賞味期限:おいしく食べられることを保証する期限ということが分かった。
・食材は丸ごと食べきるようにしたい。
・残り物をアレンジし、レシピサイトを検索して余った食材を調理して使い切るようにした。
・食べられる分だけ調理した。
・外食時は食べきれる量を注文するようにする。
・生ごみの水を切ってからゴミ箱へ廃棄する。
京都から世界にSDGsを発信する情報プラットフォーム《SDGs KYOTO TIMES》。1,300年の歴史を持つ京都は、町や暮らしを持続させる知恵の宝庫です。各所で始まっている「次の千年に向けた京都のSDGsの取り組み」を発信しています。