• EXPO2025ユース調査隊!
  • 2025大阪・関西万博での取り組み

EXPO2025ユース調査隊! 〜中国パビリオン〜 - SDGs KYOTO TIMES

2025.05.14

  • line

今回、「EXPO2025京都ユースプロジェクト」に参加した高校生たちにより、EXPO2025のパビリオンの一つ、中国パビリオンの取材を行わせていただきました。スタッフの方にパビリオン内を案内いただき、古代から根付いている自然との共生の歴史から最先端の技術まで、サステナビリティな取り組みをたくさん学ぶことができました。記事の最後には、中国パビリオンからパビリオンの見所とサステナビリティな工夫についての紹介もあります。しっかり予習の上、ぜひ中国パビリオンへ!

The high school students who participated in the EXPO 2025 KYOTO YOUTH PROJECT conducted interviews with China Pavilion.The staff gave us a tour of the pavilion, and we learned a lot of sustainable initiatives in China, from the ancient history of coexistence with nature to cutting-edge technology. At the end of the article, there are answers from China Pavilion staff to questions about the pavilion's highlights and sustainable initiatives. After checking it out, be sure to head over to China Pavilion!

※以下の記事はユースにより作成されました。

中国パビリオンのテーマは『自然と共に生きるコミュニティの構築‐グリーン発展と未来社会‐』です。
二階建ての建物がまるで一つの巻物であるかのような外観をしており、これは中国の伝統的な巻物、竹簡をモチーフに、実際に竹で作られています。中国でも現在は建造物に竹が使用されることはほとんどないそうなので、まさにこの大阪万博のために設計された建物であると言えます。
パビリオン内は階ごとに様々なテーマで展示が行われていました。
まず一階のテーマは「天人合一」。これは中国古来の哲学思想の一つです。現代のようにインターネットが普及しておらず、農作業が中心であった時代には、人は自然環境からの影響を特に大きく受けていました。自然の変化は人にとって大変重要な出来事であったのです。そこで自然を宇宙、人体を小宇宙であるとし、自然界で起こる現象や変化が、人体にも同じく現れる、影響するという考えを持っています。自然と人体には深く関わりがあると考えていたそうで、中国における自然との共生の歴史を見ることが出来ます。
一階の後半のテーマは「緑水青山」。こちらは直訳すると、山は青く水も澄んで緑に見える、という意味で美しい景色を表す言葉ですが、自然から恩恵を受け、生かされている事に感謝する大切さを表している言葉でもあります。普段は見る事のない、自分とは異なる生活に触れることができ、とても楽しい経験になりました。
そして二階のテーマは「生生不息」。こちらは絶え間ない繁栄や永遠の生命などを指す言葉です。ここでは現代的なAIなどの技術から、月の砂などの宇宙に関する展示まで様々行われていました。更に見るだけでなく、AIに話しかける体験型の展示や、古代から現代までの日中の協力についての展示も行われており、歴史を学ぶことの大切さも理解できたような気がしました。

中国が多くのサステナビリティに関する取り組みを行っていることに対し驚き、新たな知識が増えたことを楽しく思いました。中華5000年の歴史とよく言われますが、昔から無駄を生み出さない中国の農業や漁業の取り組みは素晴らしいと感じました。また40年前から国を挙げて砂漠の緑化計画を行っていることは自然環境の保護に対して多くの関心があったのだと考えました。見学の最後に、館長さんはこうおっしゃられました。「同じ地球という故郷に生きる者同士、手を取り合って生きてゆこう。」と。簡単に聞こえても難しく、重要なことだと感じました。今度大阪万博へ来ようと考えている方は、ぜひ、中国パビリオンにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

中国パビリオン館長よりメッセージをいただきました。
メッセージ「祝中日友好代代相传 人类地球家园越来越美好!」
(和訳)「中国と日本の友好が世代から世代へと受け継がれ、人類の故郷である地球がますます美しくなることを願っています。」

【取材を行ったユース】
京都府立福知山高等学校 澤村 昊志朗 
京都府立福知山高等学校 松岡 菜月  
京都府立洛北高等学校  足立 讃映  

★インタビューに対する中国パビリオンからの回答

Q:パビリオンの見所を教えてください。
A:(原文和訳) 中国パビリオンは「人と自然の生命共同体を共に築く——グリーン発展の未来社会」をテーマとし、五千年にわたる中華文明が育んだ伝統的なエコロジーの知恵を紹介するとともに、新時代におけるグリーン発展の理念と成果を示し、中国が世界各国と手を携え、人と自然の生命共同体を共に築いていくという美しいビジョンを展望いたします。主な見どころは以下の三点です。第一に、中国パビリオンの建築です。中国パビリオンの敷地面積は3,509平方メートルに及び、今回の万博において最大規模の外国自国建設館の一つです。建築デザインは「中華書簡」と名付けられ、古代における文化伝播の重要な媒体であった竹簡に着想を得て、竹・漢字・書物など多様な文化的シンボルを巧みに融合させることで、来場者に強烈な中国的要素と豊かな文化の香りを直感的に伝えます。来場者は、この壮麗な書巻の中に足を踏み入れ、「天人合一」のグリーン発展の理念や「人が絵の中を巡る」といった中華の美的世界観を体感することができます。
第二に、中国パビリオンの展示内容です。展示は没入感・インタラクティブ性・体験性を重視し、多くのインタラクティブ装置やデジタル技術を駆使することで、展示物に「生命」を吹き込み、AI技術により展示が「動き出す」よう演出されています。「天人合一」「緑水青山」「生生不息(せいせいふそく)」を語りの軸とし、中国の月探査機「嫦娥5号」「嫦娥6号」が採取した月の表側・裏側の土壌サンプルを世界で初めてゼロ距離で比較展示するほか、「蛟竜号」深海潜水体験カプセル、最新型ヒューマノイドロボット、「八つのネットワークが融合する」スマートシティの模型、「二十四節気」をテーマとした大型マルチメディア映像、デジタル動態長巻『耕織図』など、多様な展示を通じて、中国の伝統的エコ知恵と現代におけるグリーン発展の理念を発信し、中外文明の交流と民間レベルの相互理解を促進いたします。第三に、中国パビリオンのイベントです。中国の31省区市、関係部門、主要企業や機関が、中国パビリオン内で非物質文化遺産の実演、文化・観光のPR、学術交流、経済・貿易フォーラムなどを実施し、各国の来場者に国際的水準と地域色を兼ね備えた多彩な体験を提供します。万博期間中には、中国各地方政府や企業、メディア、シンクタンク等の代表団が、会場内外にて日本側と多様な文化・観光・経済貿易交流を展開し、60以上の友好都市が万博を契機として、互恵協力を一層深める予定です。中国パビリオンは、中日間の地方交流や各分野における実務協力を推進する重要なプラットフォームとなるでしょう。

(原文) 中国馆以“共同构建人与自然生命共同体——绿色发展的未来社会”为主题,展示五千年中华文明孕育的传统生态智慧,展现新时代绿色发展的理念与成就,展望中国同世界各国携手,共同构建人与自然生命共同体的美好愿景。主要有以下三个方面亮点:
一是中国馆建筑。中国馆占地面积3509平方米,是本届世博会面积最大的外国自建馆之一。中国馆建筑被称作“中华书简”,以古代重要文化传播载体—竹简为设计灵感,巧妙融合竹子、汉字、书卷等寓意丰富的文化符号,让观众一眼就能感受到强烈的中国元素和浓郁的文化气息。观众步入这一壮美书卷,将体验到“天人合一”的绿色发展理念和“人在画中游”的中华传统美学意境。二是中国馆展陈。中国馆的展陈突出沉浸式、互动性、体验感,大量互动装置和数字化科技让展品“活起来”,AI技术让展项“动起来”。以“天人合一”“绿水青山”“生生不息”为叙事脉络,首次在全球零距离对比展示由中国嫦娥5号、6号探测器采集的月球正面和背面土壤样品,展出“蛟龙号”深潜体验舱、全新一代人形机器人、八网融合的智慧城市沙盘、以“二十四节气”为主题的大型多媒体动态影像、数字化动态长卷《耕织图》等展项,旨在展示中国传统生态智慧,展现中国绿色发展理念,推动中外文明交流互鉴和民心相通。
三是中国馆活动。中国31个省区市、相关部委、众多国内领军企业和机构,将在中国馆举办非遗展演、文旅推介、学术交流和经贸论坛等活动,为各国观众带来系列具有国际水平、时代特征和地域特色的别样体验。此外,世博期间,中国省区市代表团、企业、机构、媒体、智库将在园区内外与日方开展形式多样的文旅、经贸交流互动,60多对友好城市将以世博为契机,继续深化互利合作,中国馆将成为中日加强地方交流,深化各领域务实合作的重要平台。

Q:パビリオンにおけるサステナビリティな工夫を教えてください。
A:(原文和訳) 設計理念の観点から見ると、中国パビリオンは「グリーンで持続可能な発展」を中核理念としています。竹は中華文明を象徴する要素であると同時に、再生可能で低炭素・環境に優しい建築素材でもあります。中国パビリオンは、設計から資材選定、建設、運営に至るまで、一貫してグリーンかつ低炭素を追求しており、建物の主体構造には竹材と鋼材を組み合わせ、壁面には国内の新型低炭素・炭素固定型竹製品を使用。主体の鋼構造、竹簡パネルの内外壁、屋根の採光パネル等は、プレハブ工法と軽量素材によって、エネルギー消費の削減と炭素排出の低減を実現しています。また、廃棄物の削減および資源のリサイクルにも積極的に取り組んでいます。これらの取り組みは、人と自然の共生というテーマに呼応し、中国のグリーン理念とエコ哲学を体現しています。
中国パビリオンの展示を通じて、世界の皆様にリアルで美しく、絶えず発展し続ける中国の姿をご理解いただくとともに、万博という舞台で各国との交流・協力を深め、異なる文明間の対話と連携を推進し、「グリーン発展」「青い地球の守り」「活力ある未来社会の構想」の実現に向けて、中国の知恵とソリューションを提供してまいります。

(原文)从设计理念看,中国馆把绿色可持续作为核心理念。竹子是中华文明的代表性元素,也是可再生的低碳环保建筑材料。中国馆从设计选材到施工运营,都坚持绿色低碳,建筑主体以竹材与钢结构结合,墙体选用国内新型低碳固碳竹质产品,主体钢结构、竹简板内外墙、屋面阳光板等装配式、轻量化材料有效减少能源消耗、降低碳排放。同时,积极推行废弃物减量和资源回收利用。这些举措不仅呼应了人与自然和谐共生的主题,还阐释了绿色生态环保的中国理念。
我们希望,通过中国馆的展示,让世界更深入地了解真实美好、不断发展的中国,也期待在世博舞台与各国加强交流互动,推动不同文明之间的对话与合作,为以绿色发展、守护蓝色星球、构想焕发生机的未来社会贡献中国智慧、中国方案!

 

取材にご協力くださった中国パビリオンの館長およびスタッフの皆様、誠にありがとうございました。
We sincerely appreciate China pavilion accepting our interview.

[取材日] 2025年4月23日

 

 

  • line

OPERATING GROUP

SDGsの社会実装を目指す
「京都超 SDGs コンソーシアム」

SDGs先進都市である京都市をフィールドに産学公が連携し、SDGsの達成に向けてともに考え、行動し、発信する「京都 産学公 SDGs プロジェクト」が2019年6月27日に発足しました。
プロジェクトを推進し、SDGsの社会実装を目指すために「京都超 SDGs コンソーシアム」(京都大学、京都市、リコー、JT、安田産業、ソフトバンク、ecommit、セブン&アイ・ホールディングス、三洋化成工業)を立ち上げ、京都大学における資源循環や省エネ・創エネに関する取り組み、人口が減少している中山間地域の維持、持続可能性・SDGsをテーマにした教育プログラムの開発等、SDGsの社会実装を目標とした取り組みやシンポジウムや博覧会等による発信・情報交換を行っています。

京都超DSGsコンソーシアム

  • 京都大学
  • 総合地球環境学研究所
  • 京都市
  • 京都府
  • RICOH
  • 安田産業グループ
  • JT
  • 三洋化成
  • セブン&アイホールディングス
  • マクドナルド
  • エフピコ
  • 大和リース
  • Zojirushi
  • トーカイグループ
  • ワコールホールディングス
  • モノファクトリー
  • サトーホールディングス株式会社
  • エコ〜るど京大
  • いきもの倶楽部konomi

京都超DSGsコンソーシアムリーフレット

NEWS LATTER

注目の事例や、見逃したくない配信まで、
ニュースレターで確認しよう

ご登録はこちら