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EXPO2025ユース調査隊! ラボレポート特集:世界に誇れる環境先進都市 亀岡 - SDGs KYOTO TIMES

2025.10.01

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本記事は、2025大阪・関西万博の関西パビリオン京都ゾーンにて、 8月4~8月17日の「環境・SDGs」ウィークスに実施された「 EXPO KYOTO超SDGsみらいラボ」に企画から携わったEXPO2025 京都ユースプロジェクトの高校生ユースによる体験レポートです。「 EXPO KYOTO超SDGsみらいラボ」では、日替わりで研究者などの専門家にラボの企画運営を行っていただきました。

今回は8月8日に行われた、亀岡市によるラボについてです。

ラボテーマ:世界に誇れる環境先進都市 亀岡

ラボ概要:HOZUBAGのバックストーリーを説明しながら、HOZUBAGの制作過程で出来たパラグライダー生地の端切れを使った缶バッジ作りワークショップを行います。また、ユースによる紹介トークも交え、亀岡市の環境の取り組み発信を行います。

【ユース体験レポート】 

執筆:ノートルダム女学院高等学校 小倉 和香菜

この1日で初めてのことをたくさん経験させていただきました。

亀岡市さんとの共同企画で私たちはオリジナルラップを披露させていただきました。

歌詞・音源や衣装の作成から始まり、亀岡市の皆さんをはじめ多くの方にご協力いただき、豪華なミュージックビデオも完成しました。何度も打ち合わせ、練習を重ねて本番に挑みました。知らない人たちの前で何かをパフォーマンスするのは初めての経験ですごく緊張しましたが、亀岡の方が前にいてくださったので、安心して挑むことができました。

当日は合計3回パフォーマンスさせていただきましたが、回数を重ねるごとに上手くなったねと褒めていただき、嬉しかったです。徐々にお客さんの巻き込み方も掴んできたのか、ラストパフォーマンスでは会場全体を盛り上げることができたと思います!

高校生の間に、しかも万博という国際的な大きなステージで舞台に立たせていただけたのはすごく貴重な経験ですし、これを機に今後も色々なことに挑戦しようと思いました。ありがとうございました。

執筆:ノートルダム女学院高等学校 藤原 乙葉

このたびの活動を通して、多くの方々と交流し、さまざまなご意見をいただくことができました。その経験を通じて、私自身も大きく成長することができたと感じております。幅広い世代が集う万博という場で、環境問題について考え、発信する機会をいただけましたことに、心より感謝申し上げます。

今回、海洋問題を含む環境問題をテーマに発信しました。亀岡市がこれまで取り組んできたプラスチックごみ削減などの活動からヒントを得ながら、来場者の方々に環境問題を“自分ごと”として考えていただけるよう、私たちなりの方法を模索しました。活動を進める中で、私たちが辿り着いた手法は「音楽」でした。音楽は場所を選ばず、人の心を動かす力を持っています。その力を活かして、海洋問題を含む環境問題への思いをラップの歌詞に込め、幅広い世代に届けることにしました。報告書やプレゼンテーションのように形式的に伝えるのではなく、飾らない言葉で、自分自身の思いとして訴えかけることを大切にしました。

しかし、楽曲や歌詞の制作、振り付け、映像作成などはすべて初めての挑戦であり、練習や打ち合わせを重ねる中で不安を感じることもありました。しかし、その過程で得られた経験はやがてモチベーションへと変わり、チーム一丸となって目標に向かう力となりました。

楽曲や歌詞の制作だけでなく、学校で回収したペットボトルキャップを加工し、アクセサリーとして身につけたり、パラグライダーの生地を使った衣装制作など、見た目の工夫にも力を注ぎました。音楽とビジュアルの両面から発信することで、環境問題への思いをより多くの方々に届けることができたと感じています。

当日は、ラップのパフォーマンスに加え、パラグライダーの生地を活用した缶バッジ作りのワークショップも実施しました。小さなお子様からご年配の方まで幅広い世代の方々と直接対話しながら、環境問題について意見を交わすことができる貴重な場となりました。私自身も参加者の皆さまと一つひとつ対話を重ねる中で、環境問題への関心が少しずつ深まっていく様子を肌で感じることができ、活動の意義を改めて実感しました。

パラグライダーの生地は、その丈夫さと加工のしやすさによって、ひとつひとつの作品に思いや願いを込めることができます。また、紫外線などにも強く、色褪せにくい性質を持つため、何年経ってもその輝きや鮮やかさは失われません。私たちが作品に込めた小さな願い、環境への想い、そして共有した時間の記憶までもが、永く形として残るのです。作品に触れるたび、あの日感じた驚きや気づき、そして環境問題について考えた瞬間を、まるで時間をさかのぼるかのように心の中で思い返してくれると嬉しいです。

環境問題の発端は人間の行動にあり、海洋問題もまた、貧困や経済、漁業など多様な要因が絡み合って生じています。科学的な証拠や誰かの行動を待つだけでは何も変わりません。だからこそ、予防原則の考え方に基づき、問題が深刻化する前に私たち自身が意識と行動を変えていくことが必要です。今回の活動を通じて得た学びは、今後の活動や日常生活にも活かしていきたいと思います。

この経験を通じて、私たちは一人ひとりの小さな行動が未来の環境や命に大きな影響を与えうることを実感しました。学び、考え、伝えることの積み重ねが、より良い社会の実現につながると信じています。今後もこの思いを胸に、活動を続けてまいります。

執筆:ノートルダム女学院高等学校 砂古 萌音

私たちは亀岡市とコラボし、海洋問題啓発ラップとHOZUBAGのワークショップを実施しました。元々グループに分かれて社会問題の解決に取り組む授業で海洋プラスチック問題について活動していたのですが、よりたくさんの人に海洋プラスチック問題を知ってほしいという思いからこのプロジェクトに参加しました。私たちのチーム名は+Milesで、+はポジティブな意味の『plus』と『プラスチック』、milesは『smiles』とかけています。様々なメンターの方々のお話を聞いた中で亀岡市の活動に強く共感しました。亀岡市は全国で初めてプラスチック袋を廃止し、「使い捨てプラスチックゼロ宣言」を掲げています。また、HOZUBAGとは亀岡市の名物の一つであるパラグライダーをバッグにリサイクルしたものです。このように亀岡市は積極的に環境問題に取り組んでいるため、コラボをしたいと強く感じました。

ラップを作るきっかけになったのは亀岡市がYouTubeに投稿した「プラスチックごみゼロを目指す亀岡市〜レジ袋提供禁止への道のり〜」という動画でした。亀岡市のこれまでの取り組みを可愛いイラストを通して伝えていて、私たちもわかりやすくメッセージを伝える方法はないか考えたところ、メンバーの1人がラップ好きだったため、ラップに挑戦することにしました。音源、歌詞、編集は私たちで行ったのですが、MV(ミュージックビデオ)の撮影および衣装制作には亀岡市さんと保津川遊船さんにご協力いただきました。亀岡市のもう一つの名物、保津川下りをしながら撮影をさせていただきました。衣装もHOZUBAGの切れ端やゴミの学校さんと協力して作ったペットボトルキャップをリサイクルしたビーズなどを使って、可愛くアレンジしました。気になる方は是非、私たちのミュージックビデオをご覧ください!(万博当日は合計3回披露をさせていただきました。とても緊張しましたが、回を重ねるごとに慣れていき、とても満足いくものとなりました。

ワークショップは、HOZUBAGの余った布を使って缶バッチを作るというものでした。参加者のほとんどが小さい子ども達だったので、説明に苦戦したり、失敗してしまったり、難しいことが多かったですが、完成した時の笑顔にやりがいを感じました。

このプロジェクトを通して、様々なことを学びました。普段学校生活で関わることのない大人の方々と関わる機会が多く、社会勉強になりました。また、たくさんの方々の協力の下実現したことであるため、責任感を持つことができました。そして何より環境問題への関心が高まりました。今まで環境問題に取り組んでいるのは主にヨーロッパの国々だと思い込んでいましたが、身近で取り組んでいる方々がたくさんいることを知りました。美しい京都、そして地球を守るために自分ができる範囲のことから始めていきたいです。

 

 

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SDGsの社会実装を目指す
「京都超 SDGs コンソーシアム」

SDGs先進都市である京都市をフィールドに産学公が連携し、SDGsの達成に向けてともに考え、行動し、発信する「京都 産学公 SDGs プロジェクト」が2019年6月27日に発足しました。
プロジェクトを推進し、SDGsの社会実装を目指すために「京都超 SDGs コンソーシアム」(京都大学、京都市、リコー、JT、安田産業、ソフトバンク、ecommit、セブン&アイ・ホールディングス、三洋化成工業)を立ち上げ、京都大学における資源循環や省エネ・創エネに関する取り組み、人口が減少している中山間地域の維持、持続可能性・SDGsをテーマにした教育プログラムの開発等、SDGsの社会実装を目標とした取り組みやシンポジウムや博覧会等による発信・情報交換を行っています。

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