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京都市立安朱小学校のSDGs学習成果の発表・展示を12月に行います! - SDGs KYOTO TIMES

2022.11.21

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 京都市山科区安朱地域において、持続可能なまちづくりを目指して、京都市立安朱小学校(以下安朱小学校)と地域関係者(山科商店会、京都シティ開発(株)、ラクト山科入居事業者)、京都大学、京都超SDGsコンソーシアムらが連携し、地域の方々の協力も得て「山科SDGsパートナープロジェクト」を展開しています。

 机に座って地域のSDGsについて学習するだけでなく、安朱小学校5年生たちが実際に地域の事業者(合計13店舗)と対話し、14班に分かれて、地域の方々と一緒に地域の持続可能性について考え、実践することを目指したプロジェクトです。この取り組みが、地域の方々や児童たちにもたらす変化などについて把握することにより、今後の改善につなげたり、1つのモデルとして他の地域へ発信することも考えています。

 2022年9月から授業を進め、児童たちは、事業者や関係者の方々と対話してきましたが、その成果(途中経過)をポスターなどにより、多くの地域の方に知って頂くと同時に、児童からの提案・アイデアに対して、アドバイスや意見を頂くインターラクティブな展示を行いたいと考えています。また、地域の方からのフィードバックを受けて、展示最終日には関係者によるセレモニーを行い、児童たちから直接話を聞いて頂くポスター発表会を行う予定です。

展示

 

 

【セレモニー&発表会

2022年12月20日、10:30〜11:50


 

★ご協力いただいた地域の事業者さん(合計13店舗 順不同)

ラクト山科:葵餅、ウオセ、大西、無印良品、山科書店、山科食品、ユニクロ

山科商店会:イシダ洋品店、オザキヤ時計店、炭焼きダイニングくぉくぉ、タケムラ文具店、箸まめキュイズイヌあずき、みやこ薬局

【授業の概要】授業開始から約3カ月間の様子について簡単に報告します。

 授業は『地域の方々と連携して、持続可能な山科・安朱を作る』をテーマに、対象児童は安朱小学校5年生(2クラス計38名)としています。2022年9月〜現在まで、14回の「総合的な学習の時間」の一環として実施しました。特定の教科書は利用せず、本研究チームにて作成した『SDGsノート』(※1)やワークシートを利用しました。本研究チームによる各時間における参画・支援としては、校長・教頭先生や担任の先生方、支援事業者の方々と密に連絡をとりあい、児童の進度を観察した上で、表1に示した内容を実施しました。

※1『SDGsノート』:京都大学大学院地球環境学堂浅利美鈴准教授が児童に17の目標を理解してもらうために作成したものです。児童が17の目標について詳しく学び、日々の生活の中で気づいたこと・実践したことを目標ごとに自由に書き込むノートです。なお、京都市内を中心に利用が広がっており、利用例については、びっくり!エコ新聞(http://beco-rep.org/?page_id=1775)などに紹介されています。また、環境省のSDGs教育先進事例などにも紹介されています。

表1 2022年度5年生「総合的な学習の時間」各時間における指導内容

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図1&2 児童たちがインタビューしている様子

 

 ぜひ、お気軽にお立ち寄りいただき、児童たちの展示と発表、提案へのコメントをお願いします。

 最後に、ご協力いただきました京都市立安朱小学校の関係者、京都シティ開発(株)の関係者、ラクト山科入居事業者の皆様、山科商店会の関係者、地元の皆様、京都超SDGs コンソーシアムの関係者、その他、多くの皆様に心から感謝を申し上げます。

参考】商店街、小学校、大学として「京都SDGsパートナー制度」に初登録!

 京都シティ開発(株)、山科商店会、安朱小学校、京都大学浅利美鈴研究室は、京都超SDGsコンソーシアムの「京都SDGsパートナー制度」に登録しています。また、山科商店会は「商店街」として、安朱小学校は「小学校」として、京都大学浅利美鈴研究室は「大学」として初めて登録されました。

 

【連絡・問い合わせ先】
京都大学大学院地球環境学堂〒606-8501京都市左京区吉田本町

准教授・浅利美鈴(Email:ecocheck@eprc.kyoto-u.ac.jp)

院生・張馨キ(Email:tyoukeiki@gmail.com)

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SDGsの社会実装を目指す
「京都超 SDGs コンソーシアム」

SDGs先進都市である京都市をフィールドに産学公が連携し、SDGsの達成に向けてともに考え、行動し、発信する「京都 産学公 SDGs プロジェクト」が2019年6月27日に発足しました。
プロジェクトを推進し、SDGsの社会実装を目指すために「京都超 SDGs コンソーシアム」(京都大学、京都市、リコー、JT、安田産業、ソフトバンク、ecommit、セブン&アイ・ホールディングス、三洋化成工業)を立ち上げ、京都大学における資源循環や省エネ・創エネに関する取り組み、人口が減少している中山間地域の維持、持続可能性・SDGsをテーマにした教育プログラムの開発等、SDGsの社会実装を目標とした取り組みやシンポジウムや博覧会等による発信・情報交換を行っています。

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