気温の上昇でゴーヤの発芽が容易になってきたものの、学内では希望者は少なくなってきたかと思っていたが、先日の「エコーるど京大」の催しでは市民の方々には好評であった。昨年に較べて里親数は2倍強、苗の配布数は2倍弱に増加したことは左京区を中心としてゴーヤのグリーンカーテンが普及したことは喜ばしいことと思っている。
7~8月の真夏にゴーヤが伸びきって太陽光を遮って室内の温度を下げるためには5月上旬に植えつけることが不可欠である。しかし、その頃の気温ではゴーヤの発芽は難しい。温室での発芽が必然となるが、電気等のエネルギーを使い過ぎることは省エネの観点からは望ましいこととは言えない。この点は今後もどのように工夫できるかが課題と考えている。
植え付けにはやや遅いのではあるが、まだ苗が残っているので希望者は連絡下さい。
落葉で作成した「腐葉土」も十分在庫があります。ミミズも発生しており、遅行性肥料としても好ましいため遠慮なく取りに来てください。
連絡先:内線7707 、アドレス:majima@eprc.kyoto-u.ac.jp
次の写真は環境科学センターの6月29日の現状です。皆さんの写真も是非お寄せ下さい。