かばんの中から世界を変える、はじめかた。今日、京からできる10のこと

PROFILE個性豊かな編集リーダーをご紹介

【略歴】
1988年、積水ハウス株式会社に入社。
一級建築士として住宅設計に従事し、内装部材開発や省エネ住宅などの性能設計を担当。
2014年からダイバーシティ推進室で女性をはじめとする多様な人材の活躍を推進。
2018年からESG経営を推進し、社内外にSDGsの実践と普及を行う。
2020年6月から現職。
大阪商工会議所主催「第2回(2017年)大阪サクヤヒメ大賞」受賞

Q&A

SDGsに関する取り組みを始めたきっかけは?
「誰一人取り残さない世界を創ること」「企業が参画すること」というSDGsの理念に大変共感しました。というのも、当社が2005年に出した「サステナブル宣言」と方向性を同じくしているからかもしれません。当社はE(環境)S(社会)G(ガバナンス)のESG経営を推進していますが、その先にある社会課題の解決がSDGsです。これを推進することが、私の使命だと感じています。
社内でSDGsを体験するための、カードゲーム2030SDGs研修を経営層や社員に実施している中、大阪商工会議所の「大阪サクヤヒメ表彰」の受賞をきっかけに受賞者と共に「女性の力で大阪・関西の経済を更に発展させる」活動を開始、「女性管理職向け、SDGsシンポジウム」を開催しました。これがきっかけに、「大阪サクヤヒメSDGs研究会」を立ち上げました。研究会では、5(ジェンダー)、8(働き方)11(街づくり)の部会を設定し、多様な活動に発展しています。
このように、仕事とプライベートな活動の双方で楽しみながら、SDGsを推進しています。
企業がSDGsの取り組みを始めるときに重要だと思うポイントは?
トップのメッセージとコミットメントが重要だと思います。
次に社員への周知です。当社はこの先30年を、「人生100年時代の幸せ」の時代として、「『わが家』を世界一幸せな場所にする」というビジョンを立てています。エネルギー問題や廃棄物問題、少子化や高齢化など住む人だけではなく、社会課題までを解決するよう取り組んでいます。
全社員がSDGsについて日頃からアンテナを立てれば、全国各地でSDGsのイノベーションが起こる事を期待しています。

あなたの「かばんの中のプラ」は?

ショルダーバック内45点、ハンドバック内40点で合計85点でした。
■気づき
・会員証や診察券、定期、社員証、入館証などのカード類39点ありました。全体点数の約半分です。カード類の削減が必須です。
・エコバックは、プラですが、毎日レジ袋1枚以上の削減に寄与しています。
・パウチ加工のSDGsのカードはプラですが、日常的にSDGsについて説明する時に役立っています。
・どこでもWEB会議ができる様、IT用品が毎日カバンに入っています。

自己流でプラ・イド指標の軸をつくり分けてみました。他の素材に代替しやすいプラは試用期間の長いものに多くありました。主にカバンやペンケースや、ネームホルダーなどです。この辺りの耐久性やデザイン性を兼ね備えているものが見つかれば、喜んで代替できるジャンルでした。

行っている活動

  • 【特集】子どもたちが考える「みんなの家!未来の家!」未来の学びプログラミング教育
    【特集】子どもたちが考える「みんなの家!未来の家!」未来の学びプログラミング教育
    https://www.youtube.com/watch?v=9949ujxn-bI
  • 阪急阪神ホールディングス株式会社(本社:大阪市)「SDGsトレイン 未来のゆめ まち号」
    阪急阪神ホールディングス株式会社(本社:大阪市)「SDGsトレイン 未来のゆめ まち号」
  • 大阪府包括連携協定締結式 2019年6月13日
    大阪府包括連携協定締結式 2019年6月13日
  • 大阪サクヤヒメSDGs研究会 「サクヤヒメとG20後の大阪を考える」
    大阪サクヤヒメSDGs研究会 「サクヤヒメとG20後の大阪を考える」

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