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教育学研究科の取り組み-不用オフィス家具等のリユースの推進について(No.2)

2009.12.10

学び

不用物品見学会開催の背景

教育学研究科では、教育学部・教育学研究科本館耐震工事のための仮移転に伴い、いすや机、棚などのオフィス家具等多数の物品が不用となった。従前であればそのまま産業廃棄物として処分するところであるが、環境安全衛生部及び学内でのオフィス家具類廃棄問題に取り組んできた学生からの提案もあり、リユースの推進を目的とした「不用物品見学会」を開催することとしたものである。(2009年8月24日に見学会を開催した。)
この「不用物品見学会」とは、移転の際に不用となったため建物内に残された不用オフィス家具類を希望者に現地で見てもらい、必要とするものがあれば引き取ってもらうという試みである。

 

不用物品見学会の広報

不用物品見学会開催にあたって、教育学研究科より教職員向けに京都大学教職員グループウェアにおいて、開催告知及び参加募集を行った。また、本告知には概要がわかるよう不用物品の写真入りリストを添付した。 なお、同時期に環境安全衛生部より全部局に対して開催通知を行い、各部局構成員に周知を図っていただいた。

 

不用物品見学会の開催

不用物品見学会開催にあたり、当日、参加者に効率的に見てもらうため、不用物品を各階1~9室に集積し、物品リストを作成した。
当日(8月24日)までに22部局41名から参加申し込みがあったが、当日受付を含め最終的に26部局約120名の参加があり、501台中290台の不用物品が引き取られていくという結果になった。
なお、重量物・物品多数等搬送が困難な場合は、教育学研究科の負担で運送業者を手配し、8月25日、26日に配送した。

以上のとおり、準備期間が短期間ではあったが環境安全衛生部等の協力もあり、不用物品見学会を開催することができ、リユースの推進に多少なりとも貢献できたと考えられる。これをきっかけに京都大学他部局でも不用物品等の有効利用を検討していただければと思う。

 

教育学研究科 成井明徳(2009年12月4日)

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