今年もエコ~るど京大初夏の陣を、環境月間6月を中心に展開しました。ご支援・ご参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
◆全体概要&熊本支援フリーマーケット・フードドライブ
西堀功規(工学部2回生)
1.全体概要
今年も学内の環境意識の向上を全体の目的とした「エコ~るど・京大 初夏の陣」を開催した。期間は6/7~7/8で、環境月間である6月に重ねる形の開催であった。宣伝用リーフレットの表紙デザイン原案を担当した。初夏の陣がエコ~るど・京大の1年間の活動の皮切りとしている側面があるため、「ここから環境意識を高めるきっかけとする」ことをイメージし、また京都大学のWINDOW構想などにも総合的に着想を得て「窓」のデザインを基調とした「始まり」のイメージを表現するものとした。
期間中、6月の平日に京大生協ルネ1階イベントスペースにて開催したオープンラボを軸に、主に「食」をテーマとした企画を開催した。環境意識の向上には自らの生活と環境とが以下に密接に関連したものであるかを実感する必要があるという前提のもと、人間の生活と切り離すことのできない「食」に焦点を当てた。
詳しい報告はそれぞれの報告書に委ねるが、Sailors for the Seaの取り組みである「ブルーシーフード」を用いたメニューを味わいながらFAOよりMbuli Charles Boliko氏、セイラーズフォーザシー日本支局より井植美奈子氏を迎え、基調講演をして頂いた「ぺころじーディナーショー」を開催し、80人以上の参加を得た(右下の写真)ほか、カンフォーラにて開催されたビアガーデンとのコラボや、ペットボトル飲料の普及に伴う使い捨て容器利用の増加を見直し自分で茶葉から緑茶を淹れる方法を学ぶことを目指した「エコ回向」企画第1弾「美味しいお茶はいかが?」など、そのコンセプトに沿った企画を数多く展開できたと認識している。
各々の企画はどれも一定の注目を得て、様々な層からの集客を得ることができた。各企画において得られた評価や反省点などは今後の企画立案・開催の際に十分に反映させていきたい。
2.熊本支援フリーマーケット・フードドライブ
6月のうち8日を熊本支援フリーマーケット・フードドライブの開催日としてルネ店舗前にてそれぞれを実施した。フリーマーケットではエコ~るど・京大で用意したリサイクル品のほか、家庭で不要となった品の無償回収および販売も行った。
特に昼休みの時間帯の集客が多く、食器・雑貨・衣類などは低めの価格設定と実用性から人気が高く、1点からの購入も多かった。
合計売上は41,084円となり、これにカンパを加え、5万円を京都大学の窓口を通じて熊本への義援金とした。ご協力いただいたすべての方々にこの場を借りて御礼申し上げる。
また、同時に「セカンドハーベスト京都」澤田氏のご協力の下、不要な食品の回収(フードドライブ)も行った。こちらも全て熊本に届けた。食品を無償提供してくださった方々に深く御礼申し上げる。
全体の報告書はこちらからDLできます