正式なサイトはこちら http://www.cpier.kyoto-u.ac.jp/about/sdgs/
- ユニット名
調和ある地球社会研究ライトユニット(Harmonious global community research light unit)
通称/愛称:超SDGs研究ライトユニット
※本学の理念にある「地球社会の調和ある共存」から引用させて頂きました。
- ユニットの概要
大学が地球社会の調和ある共存や持続可能性・SDGsに果たすべき役割について、多様な専門分野から、多世代のメンバーにより検討し、体系化していくことを目指すと同時に、構成員や社会を巻き込んで、キャンパスや社会をフィールドに、実践的に検証する。
- ユニットの特徴
- 持続可能性・SDGsというテーマは、どの分野も串に刺せる。それゆえに具材、つまりメンバーの取り合わせで、研究もアウトカムも無限に変化し得る。京大中心にしかできない試み。
- 世界で唯一千年以上、都市として、人々の暮らしを継続させ続けてきた京都ならではの知恵や成り立ち、変遷を、世界と共有することができれば、素晴らしい。
- 今、世界中でホットな話題を満載しており、社会ニーズが高い。それゆえ、多角的に深く洞察した上で、社会還元・貢献できる可能性が高い。
- SDGsを学んで入学する学生も多く、ともに学び、議論し、未来につなげることができる。
- 京大をフィールドに考えると、ハード面(資源・エネルギー、食、緑地管理等)もさることながら、ソフト面(健康、ジェンダー、労働、公正等)でも課題が多く、この統合的改善が達成すれば、格好のコミュニティモデルになる。
- ユニット活動の内容
次のようなテーマで研究・教育・社会貢献活動を展開する。
- そもそも、持続可能性・SDGsとはなにか?:研究会の冒頭は必ずこれ!各メンバーの自己研究紹介(研究テーマ、その専門分野から考える持続可能性の定義、これまでの研究に関する棚卸(振り返り・反省)、短期・中期・長期の最大課題、考えるだけで楽しい未来像)の後、議論する。この中から、研究テーマを生み出したり、少なくとも、各専門家が異なる視座を得たりする機会となる。※全員がやるとして、平均月1回で、2030年まで継続!
- 京都大学と持続可能性・SDGs:京都大学を中心に、研究者やグループのマッピング(方法論、活用法、評価手法の開発を含む)による実態や過去からの研究の変遷の把握を試みた上で、持続可能社会やSDGs達成への貢献の在り方等について議論を行う。なお、マッピング情報を用いたネットワーク化やSDGs報告書の作成、国内外他大学のベンチマーキングなども可能である。
- テーマ・プロジェクト別展開:上記の議論や社会ニーズを受けて、テーマやフィールド別の活動を実施する。例えば、京都市をフィールドにした持続可能なコミュニティ/ライフスタイル/教育モデルの開発、地域(京都~アジア・アフリカ)の在来知と持続可能性に関する検討などが想定される。
- 京都大学の持続可能性・SDGs:フィールドの一つとして、京都大学自身の持続可能性、キャンパスサステイナビリティ・SDGs達成方策などについても検討する。
- アウトリーチ活動の推進:講義・セミナー(知見やカリキュラムの体系化)やシンポジウム(年2回程度、「京都大学超SDGsシンポジウム XXと持続可能性」シリーズ)の開催、研究コンソーシアムやそのプロジェクトの企画・運用、社会実装への支援・参画、SNSも活用した発信、書籍出版なども推進する。
興味のある方は、当サイトまでお問合せください。