向日市ネットワーク『めばえ』では家庭ごみの減少を図るため、生ごみの堆肥化活動、生ごみ堆肥を使ったグリーンカーテンや野菜作りの支援、3R啓蒙活動を推進しています。
11月16日、17日の2日間、向日市祭りが開催されました。
ネットワーク「めばえ」として出展しましたので内容を紹介します。『めばえ』ブースへの来場者は500人でした。
1.向日市祭り(11月16日、17日の2日間)に、ネットワーク『めばえ』として出展する。
『めばえ』ブースへの来場者:500人 アンケート回答者には野菜の種を提供する。
2.目的
① 生ごみの堆肥化や3Rの手法を使って家庭ごみの削減を図り、焼却費用の軽減と最終処分場の先延ばしを図る。
② 持続可能な循環型社会の実現のためには、家庭ごみの減量が必要であり、その手法として生ごみの堆肥化や3Rが有効であることを説明し、生ごみ堆肥化と3Rの必要性を市民に知っていただく。
3.展示内容
① 家庭ごみの40%を占める生ごみの堆肥化普及活動
6種類の堆肥化方法と実物展示、実演して来場者が「この方法ならできそう」と関心をもってもらえるようにした。(パネル展示、資料配付も併せて)
a)「生ごみ堆肥」すてきな土づくり(魔法の種と土のう袋での作り方)
b)缶製回転式生ごみ処理機
d)みみずを使った「みみずコンポスト」
e)向日市補助コンポスト
f)腐葉土を使った生ごみ堆肥化 「腐葉家族」
② 「3Rとは何?」、「3Rで家庭ごみを減らそう!」:パネル展示、配布資料
③ 京都大学環境科学センターとの交流活動:パネル展示、配布資料
間藤教授の「堆肥化」、浅利助教の「3R」、『めばえ』会員の「生ごみ堆肥化、グリーンカーテンのつくりかた」
④ 生ごみ堆肥で育てた野菜の展示・・・プランターで簡単に野菜ができるんですねと好評でした。(白菜、大根、キャベツ、さつまいも、子芋)
⑤ グリーンカーテン支援先の写真展
a)京都大学ゴーヤの里親
b)特別養護老人ホーム
c)事業所
d)個人商店
e)『めばえ』会員のグリーンカーテン、町で見かけたグリーンカーテン
4.所感
① 生ごみの堆肥化を家庭で簡単にできることを知ってもらった。
② 生ごみで出来た堆肥を使って、プランターで簡単に楽しく野菜やゴーヤ作りができることを知ってもらった。
③ ブースを訪れた来場者は環境に関心の高い人が多く、ごみ減量実践者が多かった。しかし、生ごみ堆肥化を進めている人は少なく、展示内容は参考になったと好評であった。
④ 生ごみ堆肥を使った野菜作りやグリーンカーテンの実物展示、写真展示は好評であった。
⑤ 3Rの大切さを説明したが、3Rを理解している来場者は少なかった。
⑥ 大阪湾フェニックスセンターの助成を受けたことにより良い展示ができた。
⑦ 京都大学環境科学センターとの交流活動を通じて、会員のレベルアップが図れた。その学習成果を家庭ごみを減らす活動に適用し、家庭ごみを大きく減らすことができた。会員においては家庭ごみ削減に自信がついた。向日市民一人当たりの家庭ごみ排出量に対し、43%減のすばらしい成果であった。
⑧ 今回の出展で多くの来場者があり、環境への関心の高さを実感した。生ごみの堆肥化をより一層推進し、3Rも含めて活動を展開していく。
5.添付資料
① 展示パネル一式
② 配布資料一式
③ グリーンカーテン写真・・・代表的な写真のみ
京都大学環境科学センター
人間・環境学研究科
④ 向日市祭り写真・・・代表的な写真のみ
※ 京都大学環境科学センターでは下記の詳細ファイルをお送りできますので、希望される方はお知らせ下さい。
(アドレス:majima@eprc.kyoto-u.ac.jp)
・ カドタ式土のう袋堆肥の作り方
・ 回転式生ごみ処理機の使い方
・ みみずは楽しく、意外とおもしろい! (生ごみの処理)
・ EMエコペールの使い方
・ 京都大学環境科学センターとの交流活動! ・ 向日市補助のコンポストの使い方 ・ 3Rで家庭ごみを減らそう!
・ 3Rとは何!
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