100人会議での議論を受けた具体的展開の一つとして、地域と連携した取り組みを本格スタートしました。モデルとするフィールドは、福井県鯖江市の河田地区。今回は教員・学生12人が2017年1月7~9日の3日間、現地に入り、調査や議論を重ねました。今回は偶然、地元の伝統行事「おこない」があり、厄払いのための餅まきに大興奮する一幕も。今後につながる滞在になったと思います。
鯖江市河和田地区をフィールドとしたのは、関係者と長い付き合いがあり、100人会議にも参加してくださっており、様々な取り組みが既に進められていることから。最初に取り組んでみることになりました。この地区は、眼鏡や漆器の産地として有名でユニークな地域です。
今年度の目標は、現在行われている関連する取り組みを全て洗い出し、現状把握すること。
【ステップ1】そこでまず、地域の様々な関係者の方とお話したり、主要な拠点を回ったりして、取り組み名や実施主体、内容等のデータベース化を進めました。
【ステップ2】それを、俯瞰的に認識できるようにと、横軸に対象者(地区外⇔地区内)、縦軸に日常/イベント(ケ⇔ハレ)をとり、一つの紙にまとめました。
【ステップ3】議論を深めていくため、それそれ確認しながら、現状や将来性の評価を、それぞれの視点で行いました。
【ステップ4】今後、これをまとめた上で、現地における環境・サステイナビリティ計画につなげるようなWSなどを展開する予定です。
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福井新聞でも取り上げられました!
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聞き取りしながらマッピングする様子
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「おこない」への参加前
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「おこない」に参加している様子
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「おこない」の餅の入ったお鍋を囲み、河和田地区の方の熱い議論に入る
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