京大ブルーシーフード検定 (2月8日出題分)
問題と正答
Q1. 「総長ブルーシーフードカレー」は第26代京都大学総長である山極壽一総長協力のもと開発された。山極壽一氏は世界的なゴリラ研究で有名だがゴリラに関する記述として正しいものを選べ。
①ゴリラの社会において、「相手の顔をみつめる」という行為は威嚇を表す。
②手を握りしめて胸を叩くドラミングという行為は「(テリトリーから)出て行け」という脅しである。
③ゴリラは13歳から15歳ぐらいになるとお腹が真っ白になりシルバーバックと呼ばれる。
④立場の強いゴリラ同士が喧嘩をすると、立場の弱いゴリラが間に入って喧嘩を仲裁する。
正答:④
Q2. ビンナガ(ブルーシーフード2016-2017認定)の呼称として不適切なものを1つ選べ。
①カンタロウ ②ホワイトツナ ③ビントロ ④ヤイト
正答:④
Q3. アマエビ(ブルーシーフード2016-2017認定)に関する記述として、不適切なものを1つ選べ。
①和名は「ホッコクアカエビ」で、その名の通り全身がピンク色から赤橙色をしている。
②頭胸甲の上が黒く膨らんでいる個体が稀にみられるが、これは鰓腔にエビヤドリムシが寄生しているからである。
③アマエビは死後甘みが劣化し、生体時がもっとも甘い。
④卵から孵化したプランクトンは成長するにつれ、まず若い個体はオスとなり、さらに成長して5〜6歳でメスに性転換する。
正答:③
Q4. ベニザケ(ブルーシーフード2016-2017認定)は、生まれた川から海へ出て、産卵のために母川回帰します。では、このベニザケが一生淡水域を出ずに過ごした陸封型の個体の呼び名として、最も適切なものを1つ選べ。
①ニジマス ②ヒメマス ③ヤマメ ④アマゴ
正答:②
Q5. 鰯は古くから多くの人々の暮らしに定着し、関連したことわざも多い。次の文は、「のどもと過ぎれば鯛も鰯も」、「鰯の頭も信心から」、「鰯で精進落ち」、「鯛の尾より鰯の頭」のいずれかの意味を説明したものである。「鰯で精進落ち」に該当するものとして最も適切なものを1つ選べ。
①ずっと耐えてきた努力が報われないことや、つまらないことで努力が無駄になることのたとえ
②口の中には味覚を判別する神経がたくさんあるが、のどを過ぎるとそれがないので、鯛も鰯も同じことになってしまう一方、反対に口の中は味の判断力が鋭敏であるからそこを落度なく通過させるのは難しいことである、ということ
③つまらないものでも信仰の対象となるとありがたく思われるようになるということ
④「鶏口となるも牛後となるなかれ」と同義
正答:①
Q6. サステナブルな漁法で獲った魚に対して与えられる認証として、最も適切なものを1つ選べ。
①ASC認証 ②MSC認証 ③JAS認証 ④CSR認証
正答:②
作成:エコ~るど京大、協力:京都水族館 下村館長ほか