京大ブルーシーフード検定 (2月11日出題分)
問題と正答
Q1. 米食品医薬品局(FDA)は遺伝子を組み換えたサケを、遺伝子組み換え動物として初めて食品として認可した。このサケはタイセイヨウサケにキングサーモンとゲンゲの遺伝子を組み合わせて注入されたものであるが、このサケの特徴として最も適切なものを1つ選べ。
①成長速度が早い。
②1度に産む卵の数が多い。
③鮮度がより長く保持される。
④栄養価が高い。
正答:①
Q2. 京都大学総長ブルーシーフードカレーは第26代京都大学総長である山極壽一総長協力のもと開発されたが、以前から商品化されていた「総長カレー」は第24代京都大学総長である尾池和夫氏の協力のもと開発された。尾池和夫氏に関する記述として不適切なものを1つ選べ。
① 現在は京都造形芸術大学の学長であり、漫画を用いて宇宙の始まりから近未来の破局噴火までを説明した『あっ!地球が…』という書を出版している。
② 世界的な地震学の権威であり、『2038年南海トラフの巨大地震』という書を出版している。
③ 日本ジオパーク委員会の委員長も務めており、『日本のジオパーク 見る・食べる・学ぶ』という解説書が出版されている。
④ 俳人としても知られており、第一句集『ふくろふに』が出版されている。
正答:④
Q3. イセエビ(ブルーシーフード2016-2017認定)に関する記述として、不適切なものを1つ選べ。
①イセエビ科には複数の種が含まれ、「イセエビ」は厳密にはその中の1種だが、水産業者や市場ではイセエビ科の総称として用いられることがしばしばある。
②ウツボと相利共生することで知られ、イセエビは天敵のタコから守ってもらえ、ウツボはイセエビにつられてやってきた好物のタコを捕食することができる。
③現在イセエビが縁起物として欠かせないのは、武家時代に甲羅が硬く鎧をつけた武士のように見え、「威勢がいい」を意味する縁起物として武家に好まれたのが始まりである。
④イセエビは夏に産卵し非常に多くの卵を産むことから出産の縁起物とされ、俳句では夏の季語として扱われている。
正答:④
Q4. エビの表記である「蝦」と「海老」の違いとして、最も適切なものを1つ選べ。
①水中を泳ぐか、海底を歩くかの違い。
②殻の色が透明か、不透明かの違い。
③安価か高価かの違い。
④表記が分かれているだけで違いはない。
正答:①
Q5. ホタテ(北海道産はブルーシーフード2016-2017認定)の英語名として最も適切なものを1つ選べ。
①Scallop ②Mussel ③Petoncle ④Yellowtail
正答:①
Q6. マガキ(ブルーシーフード2016-2017認定)の水揚げ量日本一は広島県で全体の半分以上を占めるが、日本二位の都道府県として最も適切なものを1つ選べ。
①兵庫県 ②岡山県 ③宮城県 ④岩手県
正答:③
作成:エコ~るど京大、協力:京都水族館 下村館長ほか