普段かぼちゃの「わた」と「種」を捨ててしまっていませんか?
実は「わた」と「種」もおいしく食べることができるんです!
今回はアレンジ次第でスイーツとしてもおつまみとしても楽しめるレシピを紹介します。
【材料】
・かぼちゃのわたと種 1/4カット分
・小麦粉 大さじ2
・砂糖 大さじ1
【手順】
準備 かぼちゃのわたと種を取り出しておく。
1.かぼちゃのわたと種を刻む。
2.小麦粉と砂糖を加えて粘りが出るまでこねる。
3.②を一口大にまとめる。
4.多めの油を中火にかけ、焼いていく。
5.竹串を刺して生地がついてこないぐらいに焼ければ完成。
【ポイント】
素朴な味付けなのでお好みでチョコやジャムをつけても楽しめます。
味付けを砂糖から少量の塩とチーズに変えればおつまみとしても頂けます。
①ではわたがほぐれる程度に刻めば大丈夫です。
種を細かく刻む必要はありません。種は硬いので、刻む際には十分気をつけてください。
油の量は生地の底が浸かるぐらいで十分です。
【栄養素について】
かぼちゃのわたには日焼けやシミ予防に効果的なβ-カロテンが豊富に含まれ、
果肉部分の5倍にもなります。
β-カロテンは脂溶性のため、油で揚げて摂取すると吸収率がアップします。
さらに食物繊維が豊富に含まれ、心筋梗塞、糖尿病、肥満などの
生活習慣病の予防や便秘解消に役立つことが分かっています。
かぼちゃの種には味覚の維持に必要な亜鉛、骨の発育を助けるマンガンなどの
ミネラルを多く含みます。
コレステロール値上昇抑制効果があるリノール酸も多く含みますが、
熱を加えることによって酸化してしまうため、今回の調理法では
効率良く吸収することは期待できないと考えられます。
【ごみ重量について】
バラバラボの独自調査によると、全重量のうち、種は3.0%、わたは3.2%でした。
今回のレシピを400g(1/4カット)のかぼちゃでつくったとすると、
種12g、わた12.8gの食品ロスを減らすことができます!
「食のバラバラボ」とは?
食品ロス削減を目指し、食材を各部分に「バラバラ」に分解し、
捨てられがちな部分の価値や捨てずに活用する方法をとことん研究する「ラボ」です。
詳しい活動の背景やラボでの議論の様子はこちらから!
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文責:西本早希