●労働安全衛生教育の実施
原子炉実験所では、毎年4月に教職員・学生を対象に、職場における安全と衛生のための教育として労働安全衛生教育を実施しています。
今年(2010年)は、2010年4月13日(月)午後1時30分から、環境安全保健機構の2センターの先生方をお呼びして、実施しました。 具体的には、昨年(2009年)度に、京都大学が「エコ宣言ウェッブサイト」を公開し省エネを推進すること及び各部局へAED(自動体外式徐細動器)を追加設置したこともあり、 環境保全センターの浅利助教から「エコキャンパス化に向けた取り組みについて」の講演と、保健管理センターの石見助教から「胸骨圧迫+AED」講習の二本立てのプログラムでした。
当日は、総括安全衛生管理者からの挨拶と教育活動委員会委員長から「セクハラ防止と薬物乱用防止」についての話の後、会場と教材の都合により、下記のスケジュールのとおり、 3班を機能的に受講して貰うための方式で実施しました。
環境保全センター浅利助教からは、ご自身の研究内容の紹介、省エネ活動、環境配慮行動等についての講演を、 また、保健管理センター石見助教からは、初期救命処置の大切さと、AEDの使用方法、教材「あっぱくん」を使っての効果的な胸骨圧迫等の実習を交えた講演をいただきました。
当日の参加者は158名で、講演のみでなく、実習も交えての講習となり、みな熱心に聴講・実技訓練に取り組み、大変好評のうちに終了しました。