2017年12月23日(土)京都大学百周年時計台記念館2F 国際交流ホール
イベント趣旨
古くからの衣装として親しまれている「着物」。明治時代以前はもちろんのこと、大正、昭和の時代でさえも、嫁入り道具としてもたされるなど、どの家でも大切にされてきました。しかしそういった着物も今となっては、成人式や卒業式、結婚式などの特別な儀式で着るなど、非日常で着ることしかなくなっています。そんなこともあり、昔使われていた数多くの着物が今となってはタンスの中で眠ったままになっています。その数、何億枚にも上ると言われています。今回そういった着物を復活させることが、このイベントの目的です。
各家庭のタンスに眠っていた着物を集め、その着物がただ新しい形で使われるだけではなく、昔着ていた人の物語(ストーリー)と思いが、新しく着る人に繋がり、新たな物語(Kistory)が生まれるようなイベントを目指しています。
イベント概要
2017年6月から、タンスに眠っている着物の寄贈を呼びかけてきたところ、現在、全国各地から、100点以上の着物や小物等をご寄贈頂いております。その着物を着たいという人(主に学生)を50名募集し、応募者には、着付け教室を実施し、寄贈頂いた着物とのマッチングを行っております。2017年12月23日、いよいよ、その着物を着た姿をお披露目したいと考えております。寄贈者の方にも、会場におこし頂き、着物姿をお見せすると同時に、御礼のお手紙をお渡しします。また、後半には、着物にまつわる物語(Kistory)を、つないでいくための企画も予定しております。
★当日の見学者・参加者も募集しておりますので、是非お気軽にご参加ください。男女・年代を問いません。ただし、当日参加者への着物の寄贈はありませんので、ご了承ください。
参加申込み
①お名前、②ご所属、③参加予定のイベント(第一部・第二部)、④そのほか(何かあれば)をお書きの上、メールタイトルを「12/23着物企画参加」として、ecocheck@eprc.kyoto-u.ac.jpにメールをお送りください。ただし、当日の飛び込み参加も可能です。また、第一部や第二部のみの参加も可能です。
プログラム
13:00 受付開始
13:30 イベント開始
【第一部】13:30~14:30
趣旨説明
全員での記念撮影(①市長及び寄贈者・授与者、②参加者全員)
寄贈(代表)者へのお礼のお手紙贈呈
着物をもらった方から、寄贈してくださった方へ、用意したお手紙をお渡しします。代表者が一通読み上げ、寄贈者の代表が受け取ります。お手紙は、後日、全ての寄贈者にお送りするほか、WEBやfacebook、冊子(Kistory-book)でも紹介する予定です。
Kistory交流会(寄贈者との交流・写真撮影や参加者・関係者との写真撮影など)
茶菓を楽しみながら、ゆっくり、着物をお楽しみください。
【第二部】14:30~16:00
人と着物が織り成すKistory(エピソードコレクション)
少人数に分かれて、着物にまつわるエピソード(Kistory)について語りあい、それを織物のように、一冊の本(Kistory-book)に織り込んでいきます。エピソードは、後日、WEBやfacebookで1年をかけて紹介していくほか、冊子(Kistory-book)に編纂する予定です。
16:00 イベント終了
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