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SDGs教育

2020年1月13日

2019年度ELCAS講座高校生がSDGsカレー開発!

カレーパーティーの様子

 

完成したカレー

(左から2120スープカレー、節約京野菜カレー、ハラールカレー)

 

 

京都大学では、高校生向けの「体験型学習講座」としてELCASを実施しています。本年度、浅利美鈴准教授(地球環境学堂)は、「持続可能なSDGsカレーの開発」と題した講座を実施しました。この講座は、カレーという身近な題材を用いて様々な切り口からSDGsへのつながりを考えることで、SDGsに親しみ行動してもらうことを目的としています。

 

第1回(10月19日)は、参加した9人の高校生と自己紹介をしたあと、まずはSDGsについて奥野さん(農2)にレクチャーをしてもらいました。SDGsについて少し聞いたことがある生徒もいれば、初めて聞き全く分からない生徒もいた中で、みなこれから取り組んでいくSDGsの説明を一生懸命に聞いていました。その後、上田(工3)から、カレーの調理後の後始末で不可欠な洗剤(せっけん)についてのレクチャーを行いました。また、グループワークとして、実際に天然素材のせっけん(米ぬかせっけん、固形せっけん、プリン状せっけん)を作成しました。

 

完成した米ぬかせっけん    固形石鹸の作成の様子

 

第2回(11月2日)は、1回目の宿題であった「1日1SDGs」の発表をし、SDGsの各ゴールとカレーの関連を探すワークを実施しました。ここでは、食材の調達、調理そして片付けまでカレーに関するすべての工程の中からSDGsへの関係性を考えてもらいました。高校生のみならず、浅利先生、大学生、留学生を入れた計17人が考えた17ゴール分のキーワードがその後のグループ分けに大きく関わってきます。このワークの後には、西本さん(農2)からプラスチックのレクチャーがあり、エコ~るど京大で実施している「#かばんの中のプラ」も実際にしてもらいました。

 

第3回(11月19日)は、山田さん(農2)から食と持続可能性についてのレクチャーを受けた後、第2回のキーワードを分類した3つの班に分かれてもらいました。3つの班は「食材班」「調理班」「パーティー班」として、それぞれ使用する食材、調理の過程、カレーパーティーの際の工夫という観点からSDGsを達成しているカレーの開発を始めてもらいました。この回では、分類した前回のキーワードを調べることで、SDGsとの関係をより深く理解してもらうとともに、実際にウェブを使用して調べものをする上でのメディアリテラシーを学んでもらいました。調べた情報をもとに各班コンセプトをもったカレーの素案が完成し、発表するところまでいきました。また、発表後には留学生たちが高校生たちに祖国の料理をふるまってくれ、英語でコミュニケーションを取りながらそれぞれの料理について話をしていました。

 

発表された各班のカレーのコンセプトとその理由

 

第4回(12月7日)は、第5回での調理に向けて前回のコンセプトに合致した具体的なレシピの開発を行いました。途中でお互いのメニューを見せ合い、現時点で達成できているゴールとできていないゴールのすり合わせを行いました。その後、達成できていないゴールをいかにして達成するかを考えながら最終調整をしていました。様々な切り口があるとはいえ、17ゴールすべてをカバーしたカレーのレシピは難しかったようで時間ギリギリまで相談して決めていた様子が印象的でした。最後には第5回のカレーパーティーに向けて、小学生向けの日本語版、留学生向けの英語版の招待状も作成しました。

 

 

第5回(12月21日)は、本調理の日ということで実際にカレーを作りました。家庭科の授業以外で料理をすることがなく、野菜の切り方(特に玉ねぎのみじん切り)が分からないと言っている高校生たちに不安も覚えつつのスタートでした。ただ、班の中で協力しあい、ときには留学生の力も借りつつそれぞれのカレーを調理していき、3つとも美味しそうなカレーに仕上がりました。最後の煮込みの時間中には、招待した小学生や留学生を相手に自分たちのカレーのコンセプトやこだわりを発表してもらいました。実際に3種類のカレーを食べてもらい、最後は第1回で作ったせっけんで皿洗いをして終わるという、最初から最後までSDGsなカレーになったと思います。

 

第6回(1月11日)にELCASの発表に向けたまとめを行いました。各回でしたことを振り返りながら何を学んだかをまとめていました。高校生たちに感想を聞くと、「街中でSDGsがいたるところにあることに気づいた」「必要なプラスチックもあるという話が印象に残っている」「留学生と色々な話ができた」など各回での内容が身についているなという感じがしました。また、議論をすることが多かったので話す機会が多く、仲良くなったという話もありました。その証か、最後はみんなでこたつを囲み作業をしていました。今回のELCASを機に今後もSDGsに取り組む高校生たちになってくれることを祈っています。

 

文責:上田知弥(工学部3回生)