2019年12月21日(土)に「Kistory〜タンスからの贈り物〜」を開催いたしました。
Kistoryとは「着物」と「story」、さらには「history」を合わせた造語で、「着られなくなり箪笥で眠っている着物を寄贈していただき、その着物を次の世代へ無償で譲り渡す」ことを指針として、三年間活動してきました。
着物初心者でも参加できるよう、また譲渡した着物が再び箪笥に眠らないよう、参加者の方には別日に着付けや着物の管理法もお伝えしています。
今回は百万遍知恩寺での贈呈式開催の後、京都水族館での散策を行いました。20人以上の参加を得て、また京都市の門川大作市長や、京都大学環境科学センターの酒井伸一先生も、着物姿でご参加くださいました。
譲りうけた着物を今後着る一つの例としてあえて少しミスマッチな水族館を選択しました。
皆さんも着物で出かける場所として水族館は思い浮かばないかも知れませんが、意外とマッチしているのではないでしょうか。
皆さんも着物でお出かけをして着物の魅力を再発見しませんか?
寄贈者と受贈者との交流も、本企画の重要なポイントで、今回は、過去のメッセージも取りまとめましたので、ご覧ください。
・Kistory寄贈者様からのメッセージ&着物に纏わる思い出2017-2018
・Kistory参加者の皆様から寄贈者の方々へのお礼の手紙2018
なお、企画の実施に当たっては、多くの方のご支援・ご協力を頂きました。この場をお借りして、御礼申し上げます。
(担当:佐野樹)