足立区立谷中中学校3年生に、修学旅行の学習の一環として、2021年11月13日(オンライン)と11月23日(京都市内)にSDGsについて考える体験学習を行いました。
11月13日には、修学旅行の事前学習として、オンラインでの学習を行いました。まず、かばんの中のプラを実践し、身近なかばんの中にあるプラスチックの数を数えました。中学生のかばんの中には、平均して40個のプラスチックがありました。そして、それらのプラスチックをプラ・イドチャートに従って分類してもらいました。私たちの生活がどれだけプラスチックに支えられていているのか実感できたようです。また、プラスチックと持続可能に付き合うための目標を各自考えてもらい、修学旅行中に意識して取り組む宿題としました。
11月23日修学旅行当日には、エコ~るど京大のメンバー1人と中学生9~10人の班でグループワークを行いました。事前学習で決めた目標を各自実践できたか、これからも続けていけることは何か、SDGsの17個のゴールからグループごとに1つ選び、そのゴール達成に向けてできる身近なことは何か、を話し合いました。
この話し合いを通して、「足立区立谷中中学校SDGs宣言」としてグループごとに実践できる取り組みを発表してもらいました。
後半には、マイボトルダンスを踊りました。元気いっぱい踊る姿が印象的でした。
<生徒の感想>
無理に難しいことを行うのではなく、誰でもできるような簡単なことから始めようと思った。
意見を出すだけではなく行動することが大事だと思った。
大人だけが目標を達成するように努力するのではなく学生もできることがあるのだから目標達成に参加するべきだと思った。
環境問題だけでなく人権問題もSDGsに含まれていることに改めて気づきました。一番大切なことは、一人一人が目標を達成させることに心がけることだと思います。
<先生方の声>
限られた時間で発表までもっていくので、高い集中力で臨んでいました。また、その中でチームワークが生まれ、意見を言う人、まとめる人、発表する人などが自然発生していったように感じます。生徒の達成感が、最後のマイボトルダンスの盛り上がりから感じられ、感動を覚えました。