2022年10月13日、新潟県立柏崎高校の修学旅行生14名を対象に「SDGs×京都」をテーマにエコ~るど京大が特別講義を行いました。
京都大学を訪問するコースのメインテーマが「食×教育」であったこと、京都市では10月が食品ロス削減月間であることから、食品ロスを中心に話題提供を行いました。
約1時間の講義では、複数の視点から食品ロスを見つめるため、販売者から見た食品ロスと消費者から見た食品ロスに分けて話題を展開しました。販売者側は「1/3ルール」を、消費者側は「手つかず食品」を紹介しながら、随所で修学旅行生と一緒にグループワークを行いました。
浅利研究室の特別講義の様子
普段意識していないところ、見えていないところで沢山の食品ロスが出ていることを知り、驚いている生徒が多かった印象です。特に、畑での人参の写真を見ながら普段捨てている場所を話し合うワークでは、「スーパーで買う人参に人参葉が付いていないことが当たり前すぎて人参葉を捨てている感覚が無かった」という声がありました。そういった小さな気づきが大切だと思うので、今回の特別講義で気付いてもらうことが出来、嬉しく思います。
文責:上田 知弥